文久永宝 100枚差し
差し(さし)の元は、 100枚のロットを40個連続してワラなどで繋げたものです。合計では4000枚となりますので、銅 4貫文となりこれは一両に相当しました。
実際には 100枚の内 2枚を差し料として割り引く事が認められていましたので98枚でした。差しはいちいち数える手間を省く為に考えられた方法です。ここにご紹介したものは当社にて差しにした物ですので枚数は 100枚です。
文久永宝は文久三年(1863)に浅草橋鋳銭座及び東大工町銭座において四文通用として鋳造され、その書体により三種類に大分類されます。この 100枚差しには、画像の左から真文(しんぶん)草文(そうぶん)、玉宝(ぎょくほう)の三種類が含まれており、グレードもまずまずの物だけで構成されております。
製造元 : AA100 |
価格 : 11,000円(税込) |
ポイント : 100 |
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