寛永通宝 四文銭 21波 100枚差し
差し(さし)の元は、100枚のロットを40個連続してワラなどで繋げたものです。合計では4000枚となりますので、銅4貫文となりこれは一両に相当しました。
実際には100枚の内 2枚を差し料として割り引く事が認められていましたので98枚でした。差しはいちいち数える手間を省く為に考えられた方法です。
ここにご紹介したものは、当社にて差しにした物ですので枚数は100枚です。
製造元 : AA100 |
価格 : 22,000円(税込) |
ポイント : 200 |
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明和5年(1768年)に初めて登場の4文銭です。同じ寛永通宝であることから通常の1文銭と区別する為に裏面に波型が付けられています。
本銭は21波ですが、仕上がりが思わしくないことから翌年からやや薄手で11波とした新銭が鋳造されました。
21波では、「寛」の字の末画の跳ねが長い「長尾寛」
(ちょうびかん)が有名な珍品です。