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ジョージアは、ヨーロッパとアジアの十字路に位置する自然豊かな国で、１９９１年（平成３年）に独立を成し遂げ、日本とは１９９２年（平成４年）に国交を樹立し、それ以降友好的な関係を築いています。


造幣局では、平成２８年１月に、ジョージアの一般流通貨幣である２０テトリ貨幣の製造供給を同国国立銀行から受注し、本年９月に納品を完了いたしました。 造幣局が、外国の一般流通貨幣を製造受注したのは、平成２５年にバングラデシュ２タカ貨幣５億枚の製造を受注して以来、戦後２例目となります。



この２０テトリ貨幣を組み込んだ貨幣セットは、平成２８年銘の未使用の５百円から１円までの６種類の通常貨幣とジョージア２０テトリ貨幣１枚をプラスチックケースに組み込み、ジョージアの自然や文化等について紹介した特製ケースに収納しています。 ２０テトリ貨幣のデザインは、表面には、ジョージアの国民的画家であるニコ・ピロスマニ（1862年−1918年）の作品をモチーフにした牡鹿が、裏面には、ボルジュガリ（太陽と生命の木のシンボル）がデザインされています。（造幣局HPより）